先日、「工大の指定アパート・寮の良さをどうやったら知ってもらえるか?」という話し合いがあり参加しました。
工大指定アパートで特筆される「親代わりの大家」とは何かということを親目線、学生目線も含めて改めて考える機会となりました。
・普段当たり前だと思ってやっていることが学生にとってどれ位良いことなのか、
・入居学生の安全や親御さんの安心を引き出せるだけの行動ができているのだろうか
・入居者やその親御さんにとって私は本当に頼りになる存在になれているのだろうか?
・親代わりで安心というのは、親にとっての安心で自由を謳歌したい学生にとっては余計なお世話になるのではないか?
等々いろいろな考えが浮かびます。
文平ハイツの大家として親からバトンタッチをして10年近くが過ぎようとしています。
急病やケガの際に病院まで送迎することはできても、学生生活の中で本当のピンチの時にサポートはできているのだろうか?と思う事もあります。
そこまで杞憂するのはもしかしたら大家としてはおこがましいことなのかもしれません。
でも親元を離れて最も助けが必要な状況時に少しでも役立つことが出来れば、それは何にも代えがたい価値だと思うのです。
そのためにも私自身は
・学生一人一人をよく知り理解する
・日頃の挨拶や声掛け、雑談は信頼関係づくりのベースとして今まで通りやっていくこと(構われたくないオーラを出している学生さんにしても声をかければ何らかのリアクションがあります。挨拶をして露骨に嫌な顔をされたことは幸い一度もありません。)
を引き続き心がけていきたいと思っています。
指定アパートは大学と連携が取れる住まいでもあります。
学業に行き詰まりを感じた時、精神面で苦しい状況にある時、事情は異なっても、本人にとっては人生を左右しかねない一大事に対峙した時、彼らが気兼ねなくSOSを発信できる環境とそれを受け止める大家やとの発信をもとにサポートしていく大学との体制が今まで以上に機能するように大家としての役割を果たしていきたいと思います。
文平ハイツの大家さん 岡さんの独り言でした
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